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足元よりも先を見て歩けるか

スタッフブログ

2025.12.28

私たちは普段、歩くときにずっと足元だけを見ているわけではありません。
数メートル先を見ながら歩くことで、
段差や曲がり角、人とのすれ違いにも自然と対応できます。

ところが、人生や仕事になると、
意外と目の前のことだけに意識を奪われてしまうことがあります。

私は介護の現場や相談の中で、そんな場面を何度も見てきました。

「今日を何とかしなければ。」
「今、この問題だけを解決しよう。」

もちろん、その気持ちはよく分かります。
目の前のことで精一杯になるのは、ごく自然なことです。
しかし、目の前だけを見続けていると、その先に起こる変化への備えができません。

例えば、親の介護が始まったとき。
介護は突然始まるように見えても、
その前には必ず少しずつの変化、予兆、サインがあります。
体力の低下、物忘れ、病気、家族の環境変化…。

その変化を「まだ大丈夫」と見過ごしていると、
本当に困ったときには選択肢が限られ、慌てて対応することになります。

その結果が「こんなはずじゃなかった」と翻弄されてしまうのです。

これは介護だけの話ではありません。仕事も同じです。
目の前の売上だけを追い続けていると、変化に対応できなくなることがあります。
ということは、健康も、人生も同じなのです。
今は元気だからと無理を続けていると、ある日突然、身体が悲鳴を上げるかもしれません。

5年後、10年後を見据えて動いている人と、今日だけを見ている人とでは、
少しずつ積み重なる選択が変わっていきます。

足元を見ることも、当然大切なことです。
でも、それだけでは遠くへは歩けません。少し先を見るからこそ、

進む方向を修正できる。
慌てずに準備ができる。
自分で未来を選ぶことができます。


介護も、仕事も、人生も。
目の前の問題に追われるのではなく、
その先を見据えて今日という一歩を積み重ねていく。
そんな視点を持つことが、変化の多い時代をしなやかに
歩いていくために必要なのではないでしょうか。

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