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介護の準備は、「揉めないための準備?」

スタッフブログ

2026.05.27

介護が始まる前にできる準備というと、
・介護保険について調べる。
・地域包括支援センターを知っておく。
・介護サービスについて調べる。
・お金について考える。
そんなことを思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それらも大切です。

でも、もう一つ忘れてはいけない。
とても大切な準備があります。それは・・・

家族で、この先のことを話しておくことです。

「もし介護が必要になったら、どうしたい?」
「どこで暮らしたい?」
「私たち以外に頼れる人はいるのかな?」
「わたしたちができるこはなんだろう?」
「してほしくないと感じることはどんなこと?」

こうした話を、介護が必要になってからではなく、
元気なうちにしておく・・・それだけでも、
いざというときの家族の負担は変わってくるかもしれません。

大切なのは「同じ考えになること」ではない
ここで誤解してはいけないのは、
家族全員が同じ考えになる必要はないということです。
父と母。
兄と弟。
夫と妻。
それぞれ生きてきた環境も、価値観も違います。
だから、介護について考え方が違うのは当然です。

むしろ、
「違うことを前提に話し合える家族」
であることのほうが大切なのではないでしょうか。
ついお互いが自分の考えが正しいと譲らなくなり、
陥りがちな、どうすればお互いが納得できるのか?
という思考になってしまうと、終わりなき平行線と
なってしまうかも・・・

「私はこんな風にできたらいいなって思う」
「なるほど、あなたはそう考えるんだね」
「じゃあ、お母さん(お父さん)どうしたいのかな」

そんな会話ができれば、意見の違いは「対立」ではなく
「選択肢」になります。
介護は、家族の誰か一人が背負うものではありません。
家族みんなが、それぞれの立場から関わっていくものです。
だからこそ、介護が始まる前から
「大切なことだと認識をした会話を話せる関係」を
つくっておくことが、大切な備えになるのだと思います。

介護は、家族を壊すものではなく、家族を知るきっかけにもなる
介護が始まると、それまで見えていなかった家族の考え方や
価値観が見えてくることがあります。

だから私たちは、介護を「問題が起きてから解決するもの」
だけではなく、**「問題が起きる前から家族で考えておくもの」**
として捉えています。
揉めないために、完璧な答えを用意する必要はありません。
必要なのは、どれが正解かという答えを出すことよりも、
「どうしたいのか、みんなで話しておくこと」。
そして、
「違う意見を持っていても、一緒に考えられること」。
それが、これから始まる介護を、家族みんなで
乗り越えていくための最初の一歩なのかもしれません。

株式会社Heart Joint
代表取締役 迫田 智之

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