
「家族の介護が必要になった」
この言葉を聞くと、多くの人は
「これから家族の介護生活が始まるんだ」と考えます。
もちろん、それは紛れもない事実ではあります。
でも、私たちは少し違う見方をしています。
介護は、誰かのお世話がただ始まることではなく、
身近な人との「これまでの当たりに前あった日常からのお別れ」が
少しずつ始まる瞬間でもあるのです。
親がメモを取れなくなる。
一人で買い物へ行けなくなる。
車の運転をやめる。
一緒に旅行へ行く機会が減る。
実家へ帰ると、以前とは少し違う景色が広がっている。
そんな小さな変化の積み重ねが、「介護」の始まりです。
「まだ元気だから大丈夫。」
「そのうち考えればいい。」
そう思っている間にも、時間は少しずつ確実に流れています。
いざ介護が本格的に必要になった段階から
向き合おうとすると、自分たちに余裕がなくなり
こういった「お別れ」に近づいていることに
気づくことも難しくなります。
「介護⇒終末⇒別れ⇒相続」
といった、介護を皮切りに家族にとって
大きな課題が訪れます。
だからこそ、
私たちは「介護が始まってから考える」のではなく、
「介護が始まる前から備える」ことを大切にしています。
備えるとは、不安になることではありません。
家族でちゃんと話し合うこと。しっかりと制度を知ること。
そして、今しかできない時間を大切にすること。
是非、家族介護の中でご本人と手を繋いでください。
「手をつなぐこ」とができるのは、
いましかないのです、お別れを迎えてからの
手に触れるとは違います。手を繋ぐのです。
準備ができている人ほど、介護が始まっても慌てず、
その人らしい選択ができます。
私たちハートジョイントが目指しているのは、
介護を「突然やってくる問題」にしないことです。
介護は、人生の終わりではありません。
家族の関係を見つめ直し、自分自身のこれからを考える、
新しい人生のステージでもあります。
だから私たちは、介護を「お別れの始まり」と同時に、
「新しい向き合い方の始まり」だと考えています。
視点が変われば、心が変わる。
心が変われば、行動が変わる。
そして、その行動が未来を変えていきます。
ハートジョイントは、介護を迎えるすべての人が、
後悔ではなく「備えてよかった」と思える未来を、一緒につくっていきます。
株式会社Heart Joint
代表取締役 迫田 智之
